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2011年10月16日 (日)

シリーズ総評 その5 SFCドラゴンクエスト5

こんばんは。

今日は、おそらく自分ではドラクエシリーズで一番遊び倒したと思われる5です。

スーパーファミコンにハードが変わり、そこで最初に出たシリーズが5です。天空シリーズの2作目でありますが、直接4とのつながりという点ではロトシリーズほど強くはありません。ただし、この5では以後に引き継がれていくさまざまなシステムや仕掛けが誕生しました。

■ドラゴンクエスト5の特徴

・ゲームの中盤で結婚イベントがある。選んだ相手によって、子供の見た目がかわったり、一部ストーリー展開が変わる。ここまで大きな分岐点があるのは5だけ。

・モンスターを仲間にすることができる。ただ仲間にできるだけではなく、モンスターにも人間と同じようにレベルを上げることができ、装備をすることもできる。種類も豊富。

・3,4で4人制だったのが3人制になる。次作の6以降はずっと4人制のため、3以降の唯一の3人制である(リメイクも4人制になっている)

・ストーリーが大きくわけて幼年期、青年期前半、青年期後半の3部構成となる。各時系列で、活動できる範囲が異なり、フィールドに出てくるモンスターの強さも変わる。

・空飛ぶ乗り物として空飛ぶ絨毯と天空城がある。前者は森や山を越えることができない。後者は地形の影響をうけずに飛べるが、降りるには平地か砂漠のある程度の広さのある場所が必要。なお、これらはセントベレス山には行けない

・能力値に「みのまもり」が追加され、4までの素早さの半分が防御力に加わるシステムではなく、みのまもりの数値が加わるようになった。そのため、素早さが低い戦士系キャラが重装備しているにもかかわらず、素早さの高い魔法系職と防御力がほとんど変わらない理不尽さがある程度解消されている。

・クリア後にいけるようになるダンジョンがあり、その奥地には裏ボスが登場する。この5が初めての試みである。

・レベルアップではなくイベントで覚える魔法が初登場(ルーラ、パルプンテ)

・主人公は勇者ではない。と、同時に、勇者が特別な存在としてあつかわれている最後の作品でもある。(6,7は勇者は誰でもなれる。8,9は勇者、勇者職自体が存在しない)

■ストーリー

幼年期・・・・父親パパスとともに主人公は旅にでているが、途中サンタローズ、アルカパに寄るときに、幼馴染のビアンカとともにいじめられていたキラーパンサーの仔を助けるためレヌール城のお化け退治に向かう。その後、特別な子供しか見えない妖精に出会い、妖精の世界で春風のフルートを取り戻す手助けをする。その後、ラインハットで父パパスがヘンリーの教育係を任せられるもの、その直後に誘拐事件が発生。父を追って主人公は古代の洞窟に向かう。ヘンリーを救出し、モンスターに襲われるところをパパスに任せて出口に向かうが、そこにはゲマが待ち構えており、主人公とヘンリーはなすすべもなくやられてしまう。その直後パパスが助けに来て、ゲマの部下のジャミとゴンズを一度は破るも、主人公を人質にとられ、何もできない状態のままリンチにされ最後はメラゾーマで焼き殺される。主人公とヘンリーは連れ去れれ、セントベレスの神殿建造の奴隷にされる

青年期前半・・・・10年間奴隷を強いられていた主人公とヘンリーだが、教祖イブールのもとに仕えていたマリアが、皿を割ってしまったことにより奴隷にされる。マリアが、ムチ男に鞭打たれているところを主人公、ヘンリーが助けに入ったことにより、独房送りにされるが、マリアの兄であり、神殿の兵士であるヨシュアの計らいで、マリアとともに神殿を脱出する。サンタローズに戻ると村が滅ぼされ、洞窟の中で父の遺言の手紙を見つけ、主人公は父の目的であるマーサを助けるために必要な勇者とその装備を探す決意をする。その後、魔物に支配されてしまったラインハットを奪回。ヘンリーと別れた後、サラボナで天空の楯の所有者ルドマンが、娘フローラの結婚相手を募り天空の楯も結婚時に渡すという。主人公はフローラの結婚相手の候補となり、課題である炎のリングと水のリングを取りに行くが、その途中で、幼馴染だったビアンカに再開し、水のリングをとりにいくときに同行したことにより恋心が生まれる。水のリングを手に入れ、いよいよ結婚するところになったが、フローラに主人公はビアンカのことも気になっていることを悟られ、どちらを嫁にするか選択を迫られる。翌日、結婚相手を決め選んだ相手と結婚することになる。その後、グランバニアが主人公の生まれの地であることがわかり、グランバニアにつくと、主人公はグランバニア王パパスの子であり、王の継承者であった。また、妻が妊娠していることも発覚した。王家の証をとり、もどり王位を継承した夜、妻がさらわれてしまう。妻がさらわれたデモンズタワーに乗り込み、誘拐犯人であるジャミを倒すもの死に際の呪いで妻とともに石にされる。そのときやってきた盗賊によって持ち出され、売り飛ばされてしまう。主人公はジージョの家で8年間石にされていた。

青年期後半・・・・石になった主人公だが、双子の兄妹の助けによりもとにもどる。再会した息子が勇者であったことがわかり、双子とともに妻と母親探しの旅を再開する。その途中で宿敵ゲマを倒し、天空城を復活。マスタードラゴンの助けをもらいセントベレスの光の教団本拠地に乗り込み、教祖イブールを倒す。教団の祭壇には石化した妻がいて、イブールを討伐後その呪いがとけ妻と再会する。その後母マーサの声を初めて聞くことになり、母を助けるため魔界へ乗り込む。マーサは一人ミルドラースを魔界に留めておくためにいたが、主人公たちが、エビルマウンテンでマーサと再会したまさにその時にミルドラースに殺されてしまう。哀しみを胸にミルドラースと最後の戦い。ミルドラースを倒し、エンディングへ。

■登場キャラクター

・主人公

パパスの息子であり、のちの勇者の父親である。さまざまな不幸の過程を経るため、ドラクエシリーズで最も不幸な主人公であるといわれるが、最終的には最も幸せになった主人公の一人でもある。ちからやHPが高く、MPもそれなりにある。勇者専用の魔法は一切使えないもののポジションとしては歴代の主人公とおなじ立ち回りとなる。

・パパス

主人公の父親。レベル28にしてHPが400オーバーという超絶した能力をもっているうえ、会心の一撃が出やすく、2回攻撃もする。ホイミを覚えている。グランバニアの王であることを隠して旅をしているが、最期は子である主人公を守るため、ゲマに殺されてしまう。パパスの旅の本当の目的についてわかるのは、主人公が青年になったあと、遺言の手紙を見つけたときである。

・ビアンカ

主人公の幼馴染。アルカパでいじめられていたキラーパンサーを助けるため主人公とふたりでレヌール城のお化け退治にでかけ、これを達成する。おばけ退治後わかれたその後は10年以上経過し(ビアンカも主人公が奴隷にされていたことは当然知らない)、水のリングを取りに行く目的で山奥の村を訪ねたときに再会する。昔の淡い恋心があったのか、水のリング捜索にビアンカも同行する。最終的にフローラと彼女の選択で結婚するかどうか決まる。魔法使い系でメラ系、ギラ系が得意。バイキルトなども覚える。結婚した後は当然行動を共にする。石になっている期間が長く、息子と娘が育ってしまうと、再開後もお留守番になる可能性が高い。主人公と結婚した場合は、その後波乱万丈な運命をたどる。結婚しなかった場合、山奥の村で独身でいる。

・フローラ

サラボナの富豪ルドマンの娘。ルドマンがフローラの結婚相手を募集し、課題として炎と水のリングを要求する。ルドマンが天空の楯を所持している情報を得て、主人公はこの結婚相手の候補に成り行きでなってしまう。リングを取りに行く過程でビアンカと再会したことにより、フローラ自身も主人公がビアンカが気になっていることを見抜き、どちらを選ぶか考えさせることに。フローラもビアンカと同様の魔法使い系。メラ系とギラ系が得意だが、フローラはベホイミとイオナズンが使えるようになるので、この面に関してはフローラ有利である。肉弾面ではビアンカのほうがわずかに上回る。結婚相手にフローラを選んだ場合、その後波乱万丈な運命をたどる。結婚しなかった場合、炎のリング取りに挑戦し、結果的に主人公に負けていたフローラの幼馴染のアンディと結婚する。

・主人公の息子

主人公の息子で伝説の勇者。年齢は8~10歳。歴代の勇者の中でも最大の能力の持ち主で、特に覚える呪文が素晴らしい。勇者専用のディン系に加え補助呪文はスクルト、フバーハというボス戦で不可欠な魔法を両方覚える。さらにベホマラーまで持っているため、ファミリーで編成した場合勇者であるのに回復・支援役になる可能性が高い。歴代勇者に唯一負けるのはベホマズンが使えないこと。それ以外には欠点らしい欠点はない。能力値の伸びは大器晩成型だが、育てきると歴代勇者の中で素早さが最高値まであがる唯一の存在。10歳でこれなのだから20近くになった彼の強さはいかに?ビアンカが妻の場合金髪、フローラの場合蒼髪となる。

・主人公の娘

主人公の娘。魔法使い系で、イオ、ヒャド系が得意。ルーラ、リレミト等の移動系とバイキルトも覚える。5の人間キャラの中で能力値の合計が最も高く、MP、すばやさ、かしこさ、運の良さが高い。(99まであげるとこれらは最高値になる)。山彦の帽子を取った後は終盤の敵であっても連続でとなえるイオナズンやマヒャドでほとんどの敵を一掃できる。8~10歳でこんだけの呪文を使うある意味末恐ろしい女の子である。ビアンカが妻の場合金髪、フローラの場合蒼髪となる。FC版ではしゃべるセリフの内容からしっかりしたおませな女の子のようで一時期は娘のほうが姉では?といわれていた。リメイク版で「はなす」によってやはり娘のほうが妹で双子は兄妹であったことが公式に確定した。

・サンチョ

パパスの時代から仕えてきた召使い。主人公やその双子にとっては教育係である。特に双子にとっては両親が石化していたこともあり、親代わりといっても過言ではない存在。涙もろい性格のようだ。戦闘では戦士の役割となる。HPや力は高いが、すばやさは低い。魔法も覚えているが直接系の攻撃魔法や回復魔法を持たないため、MPは余り気味であある。加入時の初期装備でいろいろネタにされる(おおかなづち、シルクハット、おなべのふた、ステテコパンツ)

・ピピン

グランバニアの宿屋の息子であり、城の兵士でもある。FC版では特にセリフをしゃべることもなかったため、非常に地味な存在。さらに戦力としても魔法は一切使えず(MPなし)、サンチョより素早さは勝るもの、HP,MP等は負ける。

■有名な裏ワザ、バグ技

5の裏ワザ、バグ技は多い。中には致命的な結果をもたらすものもあるので、要注意。例によって詳細な手順については省略する

・ひとしこのみ

FCドラクエ5最大の裏ワザである。本来はデバック用に仕込まれた手順であるが、何故か製品版に残っていたという。特定のアイテムを主人公に順番にもたせて戦闘すると、攻撃がすべて会心の一撃になり、戦闘後、モンスターが仲間になる判定が100%になる。

はっきりいってバランスもへったくれもない。幸い、この裏ワザが発見されたのは発売されてからかなり経過してから。私はこの技をしらないまま仲間集めをしてドラクエ5を楽しんでいた。これを早く知ってしまっていたら私のドラクエ5の評価はもっと下だったに違いない。

・預り所バグ モンスター変換、主人公を預ける、etc

ボロンゴ技ともいわれる。モンスター預かり所に先頭のモンスターを預けると預かり所での強さをみたときにバグる現象が原因。やり方によって主人公を預けたり、仲間をコピーしたり、異常な能力値を持つキャラを出現させることができる。3のランシール技なみに危険で、フリーズしたり冒険の書が吹き飛ぶケースもある。

・オートカジノ

ドラクエ5からカジノがかなり甘くなり、ある程度の元手のコインがあれば、スロットを回し続けることによりコインが増やせる。コントローラを固定するなどして放置しておけば勝手に増えてしまう。5以降のスロットは明らかに機械割(インに対するアウトの期待値)が150%以上はあると思われ、以後のシリーズ共通で有効である。

・はぐれメタルハメ

はぐれメタル+メタルスライム数匹の組み合わせにおいて、パルプンテで全員麻痺効果を発生させたあと、ある手順ではぐれメタルを倒すと、画面がバグって(フリーズはしないのでご安心を)、倒したはずのはぐれメタルを攻撃できさらに倒せるようになってしまう。これを繰り返すと大量のはぐれメタルを倒したことになり、莫大な経験値を得ることができる。

私にとって、経験値を得るためにドラクエ5ではぐれメタルを狩ったことはない。モンスターを仲間にする過程で仲間になる確率が激低のはぐれメタルをいやがようにも何度も倒すことになる。よって意図的にこの技を使おうとすら思ったことはない。

■私の総評

 回顧録でもふれたが、最もやりこんだドラクエのひとつ。さらにビアンカ、フローラの選択もあるため、大きくは3周したものであるが、モンスターを徹底的に集めた3周目は自分で今掘り返しても結構やったんだなと感じる。あとからやりなおしたリメイクの結果、SFC時代の記憶が蘇る。また、ストーリー等、4までと比べると若干年齢の高めをターゲットにしたと思われる。3以降でオリジナル版の売り上げが一番少ないにもかかわらず、後から2回もリメイクされ、リメイクとしての売り上げは最高峰とのことで、発売直後より、ある程度時間が経過して評価が高くなったシリーズの典型である。

モンスターを仲間にするシステムはやがてモンスターズシリーズへ引き継がれていく。クリア後の隠しダンジョンや裏ボスも5から。というわけで、3同様5も以後のドラクエシリーズに引き継がれるさまざまな要素が加わっている。天空シリーズはストーリー性を高く、キャラクターが立っている。その中でもこの5は特に強い。結婚イベントで選択に悩みゲームが止まった人はきっと多いであろう。

そういう意味でも、5は私にとってはドラクエの中では一番好きなタイトルである。

5について語るときりがないので(笑)、今日はここまで、では、また~

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