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2012年3月 4日 (日)

ドラクエの謎考察 その37

こんばんは。

ドラクエの謎、設定、デマ、裏話に突っ込むコラム37回目

登場するモンスターの由来を考察する (設定、仮説)

ドラゴンクエストに登場する膨大な数のモンスターたち。その中でも代表的なものの由来やできるまでについて考察してみる。

■スライム

もはやドラクエ界を代表するマスコットモンスターとなったスライムである。これは知っている人も多いと思うが、当初はテーブルトークRPGなどでの説明イメージにあるようないわゆる巨大アメーバのようなもので、付着すると取り込まれ、消化されてしまうという恐ろしいモンスターである。ドラクエ展でも堀井雄二氏が鳥山明氏にデザインを依頼したさいのラフ画もまさにドロドロのスライムである。ところが、これを鳥山明氏は水滴に目と口をつけたようなあのデザインにしたのである。この鳥山明氏デザインのスライムがなければドラクエの人気も変わっていたかもしれない。スライム(slime)の意味はねばねば、ドロドロしたヘドロ状のものである。そういえば昔、(今でもあるかもしれない)スライムというおもちゃがあったのをご存じだろうか。まさにあれがドラクエ以前のスライムのイメージであった。ドラクエ1~9で皆勤モンスターは実にスライムとメタルスライムだけである。

■ドラキー

以外と知られていないが、ドラキーの元ネタは蝙蝠ではない。蛾である。しかし、配色や鳥山明氏のデザインのあの形ゆえに、多くの人が蝙蝠であるとおもっていたという。やがてドラクエ3で人食い蛾という蝶・蛾のモンスターが登場し、ドラキーがコウモリであるようにイメージが定着していった。なぜかドラクエ3と4にはいない

■キメラ

鳥と蛇を合体させたような姿のキメラもドラクエ展で公開されていた依頼イラストとはイメージが全く違うものとなっていた。基本的に堀井雄二氏はテーブルトークRPGやウィザードリィのような古典RPGのイメージをもっていたらしいので、ややコミカルな独特のモンスターになっていったようだ。ドラクエ2,4にはいない。6にはいるがなぜか名前がキメイラとなっている。

■ゴーレム

石やレンガ等で作られた巨大な人型モンスターとして登場。1ではメルキドの町を守るイベントモンスターであった。このポジションを担うモンスターはシリーズによってゴーレムと動く石像があったため、7まではどちらか一方しか出ない。8,9では両方存在するようになった。このモンスターのデザインはおおむね古典RPGユーザでも違和感ないであろう。

■骸骨(骨モンスター)

骸骨系モンスターも、当初のイメージは剣をもった動く白骨死体という、外国製RPGの典型のイメージで依頼されたという。そして、鳥山明氏独特のデザインの骸骨モンスターが完成した。骸骨系は死霊の騎士系(1,4,8,9)、スカルナイト系(2)、骸骨剣士系(3)、ボーンナイト系(6,8)、ナイトリッチ系(7~9)など、結構種類が多い

■ゾンビ系

代表は腐った死体。これも鳥山明氏独特のデザインとなっている。色違いでグール、リビングデッド、どくどくゾンビなどがあるが、ドラクエのゾンビといったらこれであろう。5、8,9にはワイトキング系のゾンビモンスターも出た。こちらは一般的なゾンビのイメージに近い。

■ゴースト

これも堀井雄二氏の依頼のイメージラフ画はシャドーやホロゴーストのようなものであったのに対し、鳥山明氏の回答はハロウィンにありそうなとんがり帽子をかぶったあのイラストである。ちなみにゴーストは日本語に直すと、幽霊、お化けであるが、ドラクエのゴーストのイメージはまさにお化けであろう。ちなみに2では別グラフィックでゆうれいが登場し、本当にその通りとなった。

■ギガンテス

これは巨人モンスターとしては典型的でわかりやすい。亜種としてサイクロプスやアトラスがあるが、これらの由来はギリシャ神話だったり、わりとおなじみのものである。

■バブルスライム

ある意味本当の意味でのslimeに一番近いのがこのバブルスライムであろう。毒もちなところも近いものがある。ただ、やはりドラクエ。目玉があったりするのである

■ドラゴン

このゲームのタイトルは「ドラゴン」クエストである。つまり、ドラゴンがいないことには話が始まらないのだ。そのドラゴンだが、初代のイメージは空飛ぶドラゴンではなく、巨大なワニのような大地のドラゴンである。翼はない。ロトシリーズはこのドラゴン系が続き、天空シリーズ以降一気に種類が豊富になった。4,7,9でのレッドドラゴン系、5,7のドラゴンキッズ系、5のグレイトドラゴン系、7,9のギガントドラゴン系、6,8のバトルレックス系。3では東洋の龍(ロン)のイメージのスカイドラゴンがある。ちなみに一番ドラゴンのイメージに合っているのはグレイトドラゴン系と思う。1の正体を現した竜王や8のドラゴン形態の竜神王もイメージは合っている。

■アークデーモン

ドラクエ展で、堀井雄二氏がウィザードリィ経験者であることがはっきりわかるのが、ドラクエ2のシルバーデビル系とアークデーモン系のイラスト原画についていた名前からわかる。シルバーデビルには「レッサーデーモン」、アークデーモンには「グレーターデーモン」とつけられていた。レッサーデーモン、グレーターデーモンはウィザードリィを知っている人であれば筆頭(特にグレーターデーモン)に上がるモンスターである。ちなみにこの名前が使われなかったのは名前が長すぎた(7文字を超える)ためであろう。なお、レッサーデーモンは6,8で登場した。

■キラーマシン

ネットとかを見るとドラクエで一番キャラデザインがいいモンスターは?という問いに対して常にキラーマシンは上位にいるモンスター。機械系モンスターは数多くいるけど、やはり、キラーマシンが突出して有名である。イラストの元ネタはガンダムのモビルスーツをイメージしているように思われる。(特にモノアイ) 足が3~4本で、弓と剣で武装している。余談だが、8でキラーマシン3体でバトルチームを組むとジェットキラーアタックという技を繰り出す。あれもガンダムの黒い三連星ことドム3体で繰り出す「ジェットストリームアタック」が元ネタであることがばればれである。

■キングスライム

スライムが有名モンスターになり、バリエーションがどんどん出てくる中、ついに王様スライムを登場ささた。まさしく王冠をかぶった大きなスライムである。動きがかわいいと思う人もいるようだが、8や9ののしかかってくる攻撃はなかなか迫力がある。

■トロル

ドラクエのトロルはだいたいイメージ通りであろうか。イラストもそのように描かれている。おつむはあまりよろしくない代わりに、とてもタフで、馬鹿力。8以降は攻撃をミスしやすくなる代わりに痛恨の一撃がでやすくなるというおおざっぱさにさらに磨きがかかっている。あのトゲトゲ棍棒は当たったらとても痛そうだ。

今日はここまで。では、またー

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