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2012年4月 3日 (火)

ドラクエの謎考察 その57

こんばんは。

ドラクエの謎、仮説、設定、その他デマ等につっこむ話 その57

敵側からみた魔王の計画について考察してみる(7)

ドラクエ7 オルゴデミーラサイドから見た魔王の目的、計画、経過を書いてみる。

主人公の生まれる遥か前、オルゴデミーラと神様の戦いがあった。その際オルゴデミーラは神を打ち負かした。神とともに戦った英雄メルビンは敗戦の直前、ホットストーンに封印された。

そしてそれから幾百年が経過し、オルゴデミーラは着々と世界を支配してきた。ドラゴンクエスト7の物語が始まるその時、グランエスタード島だけが封印されずに残った島となっている。そう。オルゴデミーラは実に95%世界征服を達成していたのである。

その残ったグランエスタード城はもはや戦争も魔物もバトルもない、平和な島であった。オルゴデミーラもこの最後の楽園というべきグランエスタード島まで一気に攻め落とさなかったのかが非常に不思議なことで、この島は水の精霊が守護神として最後の砦として残っていたのか、オルゴデミーラからも当初この島は無人島で、封印する価値もないとおもっていたのか、謎が残る。

しかし、その最後に残った一見平和な島で、ある漁師の元に子が生まれた。オルゴデミーラもこの者によって自らが滅ぼされることなど予想することもなかっただろう。その漁師の息子、7の主人公もなんの変哲もない普通の生活をしていた。キーファと謎の神殿を探索するという遊び半分でおもっていたことをするうちに、運命の歯車が音を立てて回りだす。

神殿の仕掛けを解いていき、世界を封印した石版の間にたどりついてしまう。興味本位だけで、やってきた彼らはついに封印されし古の時代へ飛ばされる。

彼らにとって、スライムは初めてみるモンスターであった。そして最初の村・ウッドパルナにたどり着く。魔物に脅され、生贄を要求されたり、自らの家や土地を破壊するよう命令されているこの町について、変な好奇心から起こした結果が、町を救うことになってしまう。町が魔物から解放されると未来が変わるのか、現代では封印された島が突如出現する。

この時点で、オルゴデミーラは封印を解かれた原因をすぐつきとめ、主人公達を抹殺したならば何も問題はなかっただろう。しかし、オルゴデミーラはあまりに辺境で、大した力もない部下がひとりやられたくらいにしか思わなかったのだろう。放置してしまった。これがのちのち響くことになる。

そして主人公たちは石版に導かれ、次々と封印されし過去を解決していく。エンゴウ、オルフィー、フォロッド、グリーンフレーク....オルゴデミーラが異変への対処を考えたのはどこらへんだろうか。おそらくダーマではなかろうか。このダーマだけは主人公たちがニセ神官に騙され、特技を封じられふきだまりの町へ送り込まれる。スラムのような奴隷の町では魔物から魂砕きの挑戦者を吹き込まれる。直接描写はないが、ここだけは、主人公たちを現代の世界にすら戻らせまいとするなにかの力が働いていた。おそらく、オルゴデミーラが最初に主人公一向をここでくたばらせようと考えていたのであろう。しかし、主人公とその仲間は予想以上に強く、神殿地下の迷宮を抜けて出てきた闘技場で優勝し、フォズとともに支配者のアントリアも倒してしまう。

6も7も(おそらく3や9も)魔王はダーマ神殿を要注意な存在と位置付けていたに違いない。ダーマを復活させた後もさらに主人公たちは過去世界を暴く。

だが、オルゴデミーラが他のシリーズと全く違うことは、オルゴデミーラの存在がほとんどわからない状態で、世界を支配していたことである。特にリードルードの時の迷宮のやり方(同じ時間を永久ループさせる)は、脅迫や武力によって制圧するのとはわけがちがい秀逸。

オルゴデミーラが主人公たちを迎え撃つために本格的に仕掛けてきた第2はおそらくハーメリア編であろう。ここでもやはり現代にもどれないよう、地上すべてを水没させて過去世界に主人公を封じ込める手段をとった。そのボスであるグラコスへの道のりは今までとは比較にならないほど凶悪なモンスターがひしめき、ボスのグラコスも強い。だが、それさえもついに主人公達は破ってしまう。(ちなみにハーメリア編はドラクエ7最大の挫折ポイントでもある。ここでドラクエ7の物語が終わってしまった(=オルゴデミーラに敗れた)プレイヤーも多いのであろう)

ここを超えた後も主人公たちの快進撃は止まらず、神と共に戦ったメルビンが復活。オルゴデミーラが征服してきた土地はことごとく解放される。神の神殿も復活し、飛空石も蘇り、ついにオルゴデミーラのもとに主人公達が現れる。

そしてオルゴデミーラは敗れる。
だが、ここでもまだオルゴデミーラは滅んだわけではない。というより、敗れるのが想定内とさえ思える。

半年が経過し、神を復活させる儀式を行う。神が姿をあらわし、この世に復活した。
だが、この復活した神は神ではなくオルゴデミーラそのものであった。オルゴデミーラは神が復活したと見せかけ神にすり替わったこの世界を支配しようとしたのだ。
その後、クリスタルパレスで神との謁見の際に魔王のパワーの源である闇のルビーを回収される。主人公たちもこれがオルゴデミーラであることには気が付かなかった。

やがて、復活したオルゴデミーラは本気でこの世界を封印しようとする。今回封印されたのはグランエスタード島、ダーマ地方、砂漠地方といったところである。おそらくオルゴデミーラが一番危険と感じた場所であろう、主人公の本拠であるグランエスタード島は今度は真っ先に封印された。

しかし、伝説の海賊シャークアイの助けや、各地の精霊の力をもってこの封印を打ち破ってしまう。ここにきて主人公が水の精霊の加護を持つものであることをオルゴデミーラは気づいたかどうかは定かではないがときすでにおそし。その精霊たちによってついに正体を暴露される。

最後は神の宮殿であったクリスタルパレスがデスパレスと化しラストダンジョンへ。凶悪な魔物を所せましと配置し迎撃するが、主人公たちはついにオルゴデミーラ自らの前に再び現れる。そして、ついに討たれてしまうのであった。

オルゴデミーラはおそらくドラクエ1~9全体をみても、最も世界制覇に近い実績を残している。しかも、人間にはそれがほとんど気づかないくらい完璧に、である。故に中盤以降のオルゴデミーラの失態が際立ってしまう。オルゴデミーラが4のピサロ的な考え方(特別な力を持つものを抹殺しておく)を持っていたら制覇を完遂できたのかもしれない。

今日はここまで。では、またー

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コメント

まず、ウッドパルナからコスタールまでは、主人公が「過去で何かをした歴史」があり、現在のウッドパルナからコスタールまでの老人や国王や領主や商人や神父やあらゆる大人達は、主人公やキーファよりも年上で、ユバールの現代の族長もキーファよりも年上なのに、キーファの子孫って事は、何かムチャクチャな気がする。ただ1つ言えるのは、大昔にオルゴデミーラなんかがいたら、人間なんかとっくに絶滅してるという事である。

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