« <ドラクエ10> コインボス最後の称号ゲット | トップページ | <ドラクエ10> 温泉?戦隊エレメンジャー撃破 »

2014年8月21日 (木)

ドラクエの謎考察 その76

こんばんは。

ドラクエを巡る不思議、疑問、謎にツッコむおはなし 76回

・ドラクエ世界の宗教は何教なのか

ドラクエ世界には、教会があり、祈りをささげて回復したり、復活したりする。シリーズによっては天使だったりするこの宗教観、一般的にはキリスト教と思われる。

ただし、気づいている人も多いと思うが、PS版ドラクエ7までは、教会には十字架がかかっていたが、8以降は十字架ではないシンボルになっている。「教会」は教会とよばれるが、これらは十字架ではない。つまり、キリスト教ではないのでは?ということである。

これには実はちゃんとした理由がある。

いくつかの欧米国ではキリスト教のシンボルである十字架をゲームに使うことが許されていない。そのため、北米版のドラクエなどは、7より前のものでも十字架でないものにグラフィックが変更されている。

日本は比較的宗教に関してそれほど多くの制約はないので宗教観の強いゲームなどは発売されやすい傾向があるが、一部の外国人から見るとものすごいカオスなことにおもわれているようである。
極端な例だが、女神転生シリーズのようなゲームをイスラエルでプレイしたら、間違いなく逮捕されるのではなかろうか。

ドラクエもインターナショナルになり、ヨーロッパや北米、アジアに輸出されている。当然こういった宗教観のチェックも通過しなければ販売することもできない。

新作はオリジナルと外国版と差をあまりつけないようにするつもりなので、このように、教会のシンボルが変更されていたりするのである。

あと、RPGにおける聖職者のお約束というのがあるが、ドラクエの僧侶は若干例外がある。古いRPGユーザの中には僧侶は刃物をもってはならないという戒律があるゲームが多かった経験があるのではなかろうか。

しかし、ドラクエでは剣こそ持てないが(ゾンビキラーが装備できた作品があった気がするが)槍が得意武器になっているし、いくつかのシリーズではナイフが装備できる。
よくある話だが、刃物を持てない僧侶は鈍器(ハンマーやモーニングスターなど)で殴ることが多いがこちらのほうがよっぽど聖職者らしからぬと思っている人が多いとか。

ただ、いくら武器が制限されているといっても戦う以上、どうしようもないともいえる。僧侶だって殴られたら痛いし、ダメージを受けすぎれば死に至る。

教会でなんらかしらのサービスを受けるにはお金が必要になる。ドラクエでも表向き寄付の形をとるが、レベルが上がれば上がるほど高くなっていく。
リアルの教会も基本はサービスを受けるかたちで寄付をする。
宗教もビジネスである。ドラクエの世界でも同じことだろう。

ドラクエ6等では、魔王に対抗するために異教の神・魔神を呼び出そうとするものもある。またキリスト教以外の宗教由来のモンスターも結構いる。
このへんはやはりMADE IN JAPANのゲームだからあまり深く考えないほうがいいかも。

今日はここまで。では、またー

« <ドラクエ10> コインボス最後の称号ゲット | トップページ | <ドラクエ10> 温泉?戦隊エレメンジャー撃破 »

ドラクエの謎考察」カテゴリの記事

コメント

初めまして、ここを通りかかったhtsです。以後よろしくお願いします。
でDQの僧侶の戒律の件ですが、これと対称的なのがある意味FFの白魔道師。
FFの場合は宗教が弱いせいもあってか伝統的に僧侶がいなくて代わりに白魔道師が登場する形になっています(他のゲームの魔法使いはFFでは識別も兼ねて黒魔道師となる)。
ところが白魔道師といいながら実質は戒律の制約を受けているのではないかと思われる部分が。

というのもFFの白魔道師の場合スタッフ(杖)とフレイル系しか使えないんですよね。
(刃物に関しては全く使えない。剣はもちろんナイフも。ちなみに白魔以外で使えないのはモンクぐらい…ってモンクは東洋系の僧侶だよねえ…(これはFF公式)。)
つまりFFの白魔道師の方が(白魔法を使うとは言え)位置づけ的には魔法使いなのに対し、行動理念的には(DQ/FF以外のRPGの)いわゆる僧侶に近いということになります。

余談ついでに語るとおおよその傾向としてDQの僧侶系呪文の使い手は伝統的に男性が多いのに対し、FFの白魔法の使い手は伝統的に女性が多いのも対称性があって面白いかと。
ちなみに女神転生は(特に旧作品群は)ヒロインが両系統※の魔法を使える場合が多い…。
※:僧侶系(白魔法)、魔法使い系(黒魔法)の2系統のことね(カッコなしはDQ流、カッコはFF流の表記)

長く書きましたがこれで失礼いたします。

追記:
昔よくいわれていた三大RPG※のヒロインの比較を端的に述べた言葉があって『攻撃魔法を使いおてんばなのがドラクエ、回復魔法を使いおしとやかなのがFF、両方使い大人びているのがメガテン』というのがあります。この言葉からしてもFFは白魔道師=回復役=女性のイメージみたいですね。

※:ここでいう三大RPGは現在言われているドラクエ、FF、テイルズではなく90年代まで挙げられていたドラクエ、FF、メガテンのこと。いつのまにか三番目がテイルズに置き換わったけどね。

htsさん、はじめまして。

僧侶が刃物を使えない戒律の制約がFFの白魔道師のほうが強く受けているんですが、そもそもFFのルーツはD&DというテーブルトークRPGを模していたからですね。FF1のMPのシステムは今はほとんど存在しない、魔法レベル別回数なんですね。このシステムの元祖がD&Dであり、コンピュータRPGでこのシステムを使っているのはウイザードリィが有名です。

なので、僧侶にあたる白魔道師が刃物を使えなかったりするのでしょう。著作権の問題で、自粛されて後のシリーズには出てきませんが、FF1にはビホルダーとかリッチとか、D&Dからそのままもってきたデザインのモンスターもいたりします。

ドラクエのシステムはウルティマが母体で、戦闘モードはウィザードリィを倣ったものと思われています。
で、宗教観については、ドラクエはかなりオリジナルな設定にされたと思われます。ただ、やはり、教会に十字架だとどうしてもキリスト教なんですよね。
シンボルかえても、BGMが教会音楽だったりするし。(特に8)

3大RPGがドラクエ、FF、メガテンといわれていた時代・・・・まさしく私がRPGにはまり込んでいた学生時代のものです。
テイルズも初期のはやったけど、最近のはほとんどさわってないや。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/574511/60183404

この記事へのトラックバック一覧です: ドラクエの謎考察 その76:

« <ドラクエ10> コインボス最後の称号ゲット | トップページ | <ドラクエ10> 温泉?戦隊エレメンジャー撃破 »