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2015年3月13日 (金)

ドラクエの謎考察 その98

こんばんは。

ドラクエの疑問や謎、裏設定を考察するお話 第98回

・僧侶はなぜザキ系を得意とするのか

パーティの回復役であり、ほとんどの編成で欠かせない存在である僧侶。癒しや復活、防御や耐性アップの呪文が得意なのは当然としても、何故か死の呪文であるザキ系を得意とする。なぜか。

これは、僧侶の設定についてRPGでよくあるお約束に照らし合わせるとある程度わかる。

僧侶はよく、「武器に刃物は使えない」とある。これは、聖職者は流血をしてはならないという掟があるからである。こういった制約のあるゲームであっても僧侶に攻撃呪文があったりする。そして、死の呪文を僧侶が扱うゲームは実は多い。

何故か。短的には「流血させずに死にいたらしめられる」呪文であるからというのが最大の理由となる。

一方、8までのドラクエは僧侶はバギ系の攻撃呪文も得意としていた。そしてバギ系は聖なる呪文としてあてがわれていた背景がある。

ドラクエにおける僧侶ともう一つある聖職者、パラディン。6や7を思い起こしてほしい。バギ系を覚えるのである。グランドクロスも同じ属性。つまり、バギ系は8までは風の呪文であると同時に聖なる呪文でもあったわけだ。

またRPGでは聖職者が死の呪文を操るケースが多々ある。これは欧米の歴史に影響があることからもきている。
日本では宗教対立からおきる戦争はなじみがあまりないかもしれないが、ヨーロッパや中東では現代でも宗教対立で争いが起きている。

ドラクエの時代のような中世の時代では聖職者は地位が高く、権力も持っていた。宗教国家とよべるものもあった。
この時代では「信じるものは神の加護がある」と教えと同時に、異教徒は悪魔、という考え方をする者が多かった。実際に異教徒の国を改宗させるために攻めに行った軍隊というものが存在し、代表的なもので十字軍(クルセイダー)などがある。

異教徒は悪魔だから殺してもよい、という非常にダークな考え方を持つ聖職者もいたのだ。「信者には神の癒しを、悪魔(異教徒)には死を」というフレーズで流血はないが、敵を速やかに死に至らしめる即死呪文を僧侶が扱うようになった・・・・のが死呪文を僧侶が使う理由ではなかろうか。

もちろん、ネクロマンサーなどの死を直接扱う職業があるゲームでは、死呪文はそういった職の得意呪文となっているケースもある。

異常なザキ・ザラキ愛好家ともいえるドラクエ4のクリフトは案外そういう過激な宗教観を持つ神官なのかもしれない。
もしあなたがクリフトに「あなたは何教ですか?」と質問されたとき、クリフトの宗派以外の宗教であると答えたらその場でザキをかけられるかもしれない・・・・・

よく考えるととても怖い話だ。

ドラクエでもいかにも魔法使い系の敵はザキ系を使わないが、悪の神官や僧侶はザキ系を放ってくる者が多い。やはり、信じがたいがザキ系は僧侶の呪文なのだ。

ドラクエシリーズではダメージの大きな攻撃呪文より、ザキ系のほうが恐ろしい場合が多い。そう、僧侶を怒らせてはいけないのだ。

今日はここまで。では、またー

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コメント

お久しぶりです。でこれもFFの白魔道士との対比がはっきりする部分だったり。
今でこそFFの白魔道士の攻撃魔法といえば聖属性のホーリーだけですがかつてはいろいろあり、
エアロ系(風魔法)、トルネド(瀕死)、アルテマ(無属性)、トード(蛙変化)と割と多彩だったりします。
風魔法を聖魔法に準じるものとみなすのもどうもDQだけではないようです。

ただFFの場合はデス/キル(即死)は黒魔法(DQ的には魔法使い魔法)扱いだったり。
最もFFの黒魔法には裏設定があって元々は宗教的な祈りから成立した古代白魔法がある時期に軍事利用の過程で戦闘に特化した白魔法として別れたのが黒魔法なんだそうで…。
そう考えるとFFの黒魔道士は意外にもネクロマンサー的な役割もあるのかもしれない。

その一方で瀕死魔法はFFの白魔道士は覚えたりします。FF的には改心の余地を残す意味で命までは奪わない魔法として白魔法扱いなんですが…これはある意味で非常に残酷な魔法とも言えるわけで…。

続き
厄介なのがメガテンで2系統の即死魔法があったりします。
ハマ系とムド系がそうで前者は聖なる力で即死、後者は呪いの力で即死だったりします。
ドラクエのザキ系の解釈は作品によって違い、前者よりの解釈をしている場合がある一方で後者よりの解釈をしている場合もあるわけで…。

メガテンのハマ系とムド系はシリーズによって即死だったりダメージだったりと違いますね。
個人的にはハマ系は「天誅」、ムド系は「呪殺」ってイメージがある。
瀕死呪文はFFのトルネドしかり、ウィザードリィのMABADIしかり、たしかに僧侶の呪文ですな。
ザキ系は初登場の2では血液を凍らせるという表現がされていたような気がする。ブリザードとかが使うので、実は冷気系呪文ではないのか?とかおもったり。3以降では普通に死の言葉を投げるみたいな表現になっていた。
ちょっと前に書いたことだけど、銀のタロットの味方にザラキがかかるひいてはいけないカードは神をあらわしており、天罰を受けるようなものらしいとのこと。するとザキ系はメガテンでいうところのハマ系に近いのかもね。
うーん、難しい。

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